レザークラフト

ヌメ革は濡らして大丈夫です。

こんにちは、ほぼ日々革まみれのsekaです。

ヌメ革水で濡らして大丈夫?

革は水に弱いから濡らさないようにと教えられて来ましたから、心配になりますよね。

大丈夫です。

乾く時にほんの少しわからない程度縮みますが特に変化はないので、安心して下さい。

 

 

上の革 濃い色の部分は水で濡らした部分です。

工程を進めて行くときは境の部分に「しみ」が出来るかもわかりませんから

全体を濡らしてください。

ヌメ革が乾く時に縮む割合

作品を仕上げていく工程で何度も濡らします。

大物になると何日も繰り返し濡らす事になります。

  1. 図案をケガキする時
  2. スーベルカッターでカッティングする時
  3. 刻印でスタンピングする時(この時は時間がかかるので何回も濡らします)
  4. フィニッシュカットする時(この時は革を柔らかくするのでしっかり湿らせます)
  5. 染色する時(この時も時間がかかるので何回も濡らします)

↑の①~⑤のように何回もダメージを与え続けていますがそんなに変化はありません。

ヌメ革(牛)の部位によっても縮み方はちがいますがこれもあまり差はありません。

全体で言うと縦横とも大体5㎜くらい縮むようです。

革を裁断する時は縮む事を計算にいれ少し大きめに裁断して下さい

まとめ

ヌメ革は作品製作工程では水で濡らしても一枚の平坦な革ですから大丈夫です。

作品が完成してからは水濡れは型崩れの原因になりますから濡らさないよう気を付けて下さい。