こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。
ラウンドファスナー長財布とは、長方形の3方がファスナーで
囲われているタイプの財布です。
ファスナーが、ぐるりと閉じるので、カードやお札が
飛び出ることなく安心ですが、沢山入る分ちょっと
分厚くて大きくスマートさはありません。
ファスナー付けが命のラウンドファスナー長財布、
ファスナー付けが結構むつかしいです。
何回か練習すればそれなりにコツも分かってサラッと
付けられるようになると思い練習しています。
Contents
各パーツを切り出します。
画像のパーツの革は0.6㎜で、ちょっと薄すぎる為上を折り返しています。
最低0.8㎜~1㎜は必要でしょう。
カード入れの部分を縫います。
縫い穴を開ける所にディバイダーで印をつけて、
菱目打ちで穴を開ける。
二本針で縫うのでレーシングポニーに挟むとスイスイ縫えます。
テーブルバイスを作業台に挟んでレーシングポニーの代用としています。
自由に向きを変えられるし、とても使い勝手が良くすぐれ物です。
ホームセンターで、手に入ります。
カード入れの部品を順番に縫い付けます。
↑カード入れの出来上がりです。同じ物がもう一つ出来ます。
ファスナー付の小銭入れを作る。
ファスナー付小銭入れを作ります。
ファスナーが長いので調整します。
財布の中パーツが縫えました。
パーツが縫えたらジャバラでつなげる。
左右のジャバラで各パーツをまとめる。
カード入れの両横は本体にファスナーを縫い付ける時に一緒に縫うので
ここでは縫いません。
ファスナー付け治具を使う。
カーブのところは、きくよせする。
カーブのところは「きくよせ」という方法。(細かく細かく放射状にヒダを寄せて
カーブを作る方法)治具があるとやりやすいです。
ファスナーの布にボンドを付けて財布本体を貼り付ける。
財布本体はファスナーを縫い付ける穴を開けておく。
治具を取り出す。
ボンドが乾いてファスナーと革がくっついたら
治具とファスナーをくっつけた両面テープをはがして
治具を取り出します。
ファスナーは革からはがれやすいですし、ゆがみなく付いているかどうか
確認のためも、かねて仮縫いしています。
仮縫いせずに縫ってもいいです。
この後、中パーツを入れて、カード入れの横に縫い穴を
開けて、財布の表面からぐるっと一周縫います。
出来上がりです。
ラウンドファスナー長財布のファスナーの付け方のまとめ
ファスナーの付け方にはいろいろあります。色々な付け方をためしてみて
自分にあった付け方をみつけて下さい。一度目より二度目、
二度目より三度目と確実に上手になります。
治具を使うのもいいですが、
色々な大きさの物を作る時、その度に治具を用意するのも大変です。
治具なしで付ける方法も練習しておくと、いいと思います。
何事も慣れですから、色々な方法をマスターして下さい。