こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。
普段使いの斜めがけバッグを作ります。
今までちょい大きめのトートバッグを使っていましたけど、
この間、スーパーへ買い物に行くのに、斜めがけバッグを使ったら
なんと、両手が自由に使えて楽ちん楽ちん!
でも、でも、
小さめの既製品のショルダー、中袋のポケット、小さすぎ。
ポケットいっぱい付けて、仕立ての簡単なショルダーバッグ作ります。
Contents
バッグ本体の革の準備
バッグ本体の革の準備します。
手持ちの、P.オーストで作ります。
P.オーストとは、どんな革?
オーストリッチ柄を型押しした豚革です。
オーストリッチ特有の突起模様だけでなくシボまでが繊細に表現されています。
半光沢でソフトな仕上がりですが、コシがあり、伸びにくく扱いやすい革です。
厚さ0.9ミリ前後と薄く軽いので、普段使いに最適です。
実物大の型紙は作らず、直線ばかりなので革の裏に直接かきます。
革の裏に直接バッグの型を描きます。
直線裁ちですから、すべての角が直角になるよう確認しながら気を付けて裁断します。
バッグ前側にアクセントとしてポケットを付けます。
ポケットにカービングしたヌメ革をパッチするので、準備します。
簡単な模様にしましたよ。
ポケット用の革に貼り付け縫い穴を開けて手縫いします。
Pオーストは薄いのでポケットには裏を付けます。
ポケットをバッグの前胴に縫い付けます。
ポケット革にヌメ革を縫い付けて、裏革を貼ったら前胴に縫い付けます。
ポケットが付いたら今度はバッグの後ろ側にもポケットを付けます。
ファスナーポケットの作り方は↓を見て下さいね。
バッグ本体の前後にポケットが付きました。
ショルダーバッグ仕立て作業開始!♪
前後のポケットが付いたので脇を縫って袋にしましょう。
左右の脇縫い代1㎝のところを、縫います。
縫い代を割って底中心と合わせて縫うとバッグの底が出来上がります。
バッグの口のファスナーの準備します。
裏袋にファスナーを縫い付けます。
ショルダー紐を作ります。
ショルダー紐に使った金具類
左から カクカン、コキカン、ナスカン、
出来上がりです。
底巾を広めにしましたから、お買い物には、
このバッグとエコバッグがあれば、十分です。
まとめ
このバッグは仕立てが簡単で、寸法を変えると大きなトートバッグにもなります。
気を付ける事は直線裁ちですから、
直角のところは直角スケールを当てて絶対に直角になるように
裁断して下さい。
そうすると、歪みのない綺麗なバッグが出来上がります。