革の染色

ヌメ革に綺麗な色をつける方法  失敗したスマホケース完成しました。

こんにちは、ほぼ日々革まみれのsekaです。

失敗したスマホケースひと月過ぎるのにやり直しとなると面倒くさくてなかなか進みません。

全く同じ図案にしたので新鮮さがないのも原因の一つかもしれません。

レザークラフト専用のカッターで図案のカッティング終わりました。カッターは研がなくていいので最近はセラミック使っています。すぐれ物ですよ。

もうすぐもうすぐヌメ革、叩きおわります(ホっ

次は色付けです。

ヌメ革に色を付ける方法

ヌメ革を湿らせて水性染料(ローパスバチック、クラフト染料)を水で薄めて混色して丁寧に塗っていきます。

革に水をつけても大丈夫?

革を濡らしたら駄目って言う方がいますが大丈夫です。

私は30年余りこの方法でホントに沢山の作品(バッグ、財布等小物、インテリア物等)を作ってきました。昔作った作品もありますが、全然大丈夫です。

思いっきり濡らして大丈夫です。

染色し終わったらよく乾燥して拭き染めで色のアクセントを付けていきます。

拭き染の方法

綿100パーセントの白い布に染料の原液を含ませて濃くしたい部分に色を付ける方法です。

拭き染が終わったら革全体をウールや柔らかい布で磨いておきます。

革の表面に艶が生まれます。

今回はアンティック仕上げをするので模様の部分だけバインダーで防染します。

模様の部分にアンティック剤が入らず地の部分だけが濃くなる方法です。

左がアンティック仕上げをした作品です。

染料だけで仕上げるより一層くっきり模様が強調されて味のある仕上がりになります。

次 裁断して仕上げます。(失敗しません)

慎重に裁断しました。間違いなしです。

菱目打ちで穴あけして2本針でチクチク。

菱目打ちは買ったばかりの物は分厚くて大きな穴が開くのでヤスリで削って薄く仕立て直ししてますよ。硬そうですが以外に柔らかで簡単にヤスリがけ出来ます。

 

スライドパーツ(裏に粘着テープ付いてます)貼り付け。

完成しました。ベルトの留め具は百均の薄型マグネットを使っています。

埋め込み型のマグネットはバッグ等にも便利に使えるすぐれ物です。