革の染色

アドカラーで染め直してみた。捨てる寸前のバッグ。

 

こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。

革のバッグって使っているうちに、すれたり、

傷ついたりして色が剥げてきますよね。

ヌメ革っぽく手作り感のあるコーチのバッグ

革表面がこすれて汚くなって、捨てようと思っていました。

靴やバッグの傷を補修する補修クリームの「アドカラー」

着色性が良く鮮明な色調に仕上がると言う「アドカラー」

ダメもとで染めてみます。

なんせ、初めての事ですからどうなるやら。

まず、セットに入っている取説の説明。

Contents

」アドカラーとは

靴クリームで有名な「株式会社コロンブス」の製品です。

「アドカラーセット」の箱の中に入っていた説明書によると

 業務用アドカラーセット

 -靴・バッグのキズを補修しますー

セット内容

  •  アドカラーチューブ       20グラム入り 10色   10本
  • 〈ホワイト〉チューブ       40グラム入り        1本
  • 〈アドベース〉チューブ      25グラム          2本
  •   パレット                          1枚
  •   絵具筆                           1本
  •   パレットナイフ                                                                  1本
  •   サンドペーパー                          #240・#400       各1枚

10色

1 クロ 2チャ 3コイチャ 4レッド 5グレー 6アイボリー

7ライトベージュ  8ブルー  9キャメル   10イエロー

 

アドカラーチューブ

商品知識

  • 靴、バッグのキズを補修します。
  • 着色性が良く、キズをカバーします。
  • 鮮明な色調に仕上がります。
  • 乾燥後は色落ちしません。
  • 密着、屈折共に優れています。
  • 絵の具のように自由に混ぜられます。

使用法

浅いキズの場合 (すり傷やかすり傷等)

  • キズの部分をサンドペーパー#400で、平らにします。
  • パレットにカラーチューブを少量出し、筆で調色して下さい。
  • キズの部分にアドカラーを上塗りしてからパレットナイフで平らにして下さい。
  • キズのまわりは、筆あるいはナイフでボカスように塗って下さい。
  • 15分くらい乾燥させて同系色のレザリアンゴールドで磨いて下さい。スッキリと仕上がります。

深いキズの場合は〈アドベース〉を併用して下さい。

アドベース

商品知識

  • 水性樹脂に充填剤が配合されています。銀面と深いキズを埋めるのに使用します。
  • 密着、屈折共に優れています。
  • アドカラーと自由に混ぜられます。

使用法

銀面が剥がれている場合

  • アドベースを剥がれている銀面裏側に少量つけて、貼り合わせ、ナイフで押さえつけるように接着して下さい。
  • はみ出た余分のアドベースは、ぬれた布でこすり取って下さい。
  • 10分程度で乾燥します。
  • 次にサンドペーパー#400で平らにして下さい。
  • 後は、浅いキズ補修の使用法と同じです。

深いキズの場合

  • アドベースをナイフでキズの部分に強く押し込むようにして、厚めに埋めて下さい。
  • 余分なアドベースはナイフでカットしてから、濡れた布でこすると取れます。
  • 乾燥後(30~40分)荒目のサンドペーパー#240で下処理し、次にサンドペーパー#400でなめらかにして下さい。
  • なお乾燥を早くしたい場合はドライヤーをご使用下さい。(10~15分で乾きます。)
  • 後は浅いキズ補修と同じです。

注意事項

  • 起毛革、エナメルにはご使用できません。
  • アドカラーの調色は念入りに行なって下さい。
  • ご使用後はキャップをきちんと閉めて、筆やパレットはすぐに水でよく洗って下さい。
  • 小児の手の届かない所に保管して下さい。

取説終了!

捨てようと思ったバッグのリメイク始めます。

サンドペーパー#400で革の表面の色を剥がす

 

 

バッグの胴の部分の色をこすり取りました。底部分を削っています。

 

 

アドカラーを塗る

もともとのバッグの色に近い色に調色しようかと思いましたが

量が分からないのでコイチャ1色で塗る事にしました。

 

チューブから出したアドカラーをペタペタとぬりました。

別に注意する事もなく、ペタペタと。

マットな仕上げ剤を塗る。

10分くらいで乾いたら後、色落ちしないとの事なので

このままでもいいのですが、薄い色の洋服に色が付くと

嫌なので、用心のために、ツヤのあまり無いマットのレザーコート

を塗って仕上げしました。

 

 

アドカラーチューブを使ってみての感想

簡単で綺麗に染色出来て、新品のようになります。

塗り方は本当に簡単です。

サンドペーパーで色を落とすのがちょっと面倒くさかった。

次のバッグは全体塗りでなく、キズの部分だけを色を作って

キズの補修をしようと思います。