革の染色

ヌメ革の染色 カービングしたヌメ革に綺麗な色をつける方法2

 

こんにちは。日々ほぼ革まみれのsekaです。

 

ヌメ革の経年変化の色を好む人、カービングしたヌメ革に綺麗な色をつけて楽しむ人

それぞれです。

ヌメ革の染色は様々な方法があり、とても奥深いものです。

私はどちらも好きで染色はよくします。

ヌメ革に綺麗な色をつける方法

染料、染色用筆、皿、筆洗い用のバケツ、を用意します。

まず染料を用意します。

ローパスバチックは豊富なカラーが揃った水溶性で扱いやすく染め付きのよい染料です。

使用法 原液のまま、又は水で薄めて使います。(24色)

クラフト社のクラフト染料は、タンニンなめし革と特に相性が良く皮革表面に染着し

鮮やかに発色する水で薄める染料です。(24色)

 

まずしっかり革を湿らせます。充分湿ってないと綺麗にぼかせません。

乾いたら水バケで湿らせ薄い色を塗り重ねていきましょう

 

染料 薄め方 塗り方

染料には水性、油性、ペースト状等いろいろあります。今回の色付けは水性のローパスバチック(誠和社)使用、 私は薄い染料で何度も何度も塗り重ねてぼかし染するので、 塗り始めは5倍~10倍くらいに薄めるでしょうかね。計るわけではなく感覚ですので何度も色付けしてるうちに解ってくると思います。

 

色は一色だけでなく、もし緑色を塗るのでしたら緑+わさび+マロンとか少しずつ混色して作った色を塗ると深みがでて作品がとても綺麗になり染色のとりこになりますよ。

染料を計って混色するのではないので同じ色は二度と作れません。

それが手作りの良いところなのでしょう。

混色も何度もしている間にわかってきますから失敗を恐れずチャレンジしてください。

地色は黄色の原色です。黄色は発色がよく染付きもよくムラになりにくいです。

作品は手帳カバーです。