Categories: 革の染色

革の色付け 風景のカービング 拭き染めの工程

 

 

こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。

風景をカービングしました。筆ぬりの工程が終わりました。

次は拭き染めの工程です。

染料は筆ぬりに使ったローパスバチックとクラフト染料です。

白い木綿の布を用意します。(ブロード等) 色がよくわかるから白い布が良いと言うのであって白布が無ければカラー布でも問題ないとおもいます。

木綿の布にこだわるのは、染料の含みが良いからなんです。

布の大きさは10×10㎝位が使いやすいですが、先の方だけ使って捨てるので7×7㎝でも充分拭けます。

下図のように小さく折って先のとがった部分に染料を含ませて(拭き染めは原液ですよ。)色付けしていきます。


ワサビ色の原液を布に含ませて草原や森の部分を拭き染めします。(原液を含ませ過ぎないように)

山の右側半分拭き染めしています。拭き染めすると刻印で打った模様がはっきりと浮き出てきます。山の裾野に杉の木のような模様がはっきり見えてきたでしょう。

ディープグリーン+ワサビ+マロンなどで濃い緑色を作り、草原、木等にアクセントをつけます。

屋根、同じような色で拭き染め。壁は色を含ませて拭くと濃くなり過ぎるので色を含ませずから拭きするくらいで調度いいです。

空もから拭きです。から拭きだけでも少し濃くなります。色々な色が混じって夢のある空になりました。満足!

 

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seka