こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。
以前に「ファスナーポケットの作り方」で投稿していますが、
今回もう少しわかりやすく丁寧に説明したいと思います。
Contents
バッグの実寸型紙を作り、
ファスナーの付け位置にファスナー取り付革の型紙を実寸で描きます。
今回はファスナー取り付け革はヌメ革に染色した革を使用しました。
ヌメ革の裏に正確に寸法を描き裁断します。中央の印、忘れないように。
ファスナー付け位置を寸法どおりに丁寧に切り取る。
切り口のコバ処理をする。
コバ剤を塗るのにコロコロ転がすだけで綺麗に塗れる
ローラーペンがおすすめです。
ディバイダーを3㎜幅にして、縫い線を引く。
コバ塗りが出来て、縫い穴を開ける線が引けたら
裏に返して２㎜幅の両面テープを貼る。
後胴革のファスナー付け位置に中心の印を合わせて、
ゆがまないように慎重に貼る。
外回りの線の上に菱目打ちで縫い穴をあける。
外回りだけです。くり抜いた周りの線は絶対に開けないよう。
開いた外回りを縫います。
革を切り取ったところに両面テープを貼る。
そこにファスナーを貼り付ける。
ファスナー取り付け革の下の部分だけ縫い穴をあけます。
開けた穴を縫います。
裏に返して縫った糸の上にボンドを付けて（ポケット布に菱目打ちで
縫い穴をあけて布が切れているのでボンドでほつれ止めしています。）
ポケット布を塗った糸の線を起点にしてバッグの底の方へ折り返します。
下の写真の様になります。
ポケット布の端をファスナーのボンドを付けた所に貼ったら
表に返してファスナーの周り残り3方に菱目打ちで縫い穴を開けます。
3方に 開けた縫い穴を縫います。
裏に返して見てみるとポケット布がファスナーと一緒に
バッグに縫い付けられています。
（ポケット布の菱目打ちで縫い穴を開けたところに
ほつれ止めのため ボンドをつけておくと良いです。）
両脇を縫ったらファスナーポケットの完成です。
両脇縫って出来上がりです。
ファスナーポケットの出来上がりです。