Categories: 革の染色

綺麗な色をつけて半製品のロングウォレット作ります。

 

こんにちは。

ほぼ日々革まみれのsekaです。

半製品のロングウォレットが、あるので自分用に作ります。

綺麗な色をつけてロングウォレット(エル社)つくります。

ヌメ革にカービングして染色出来たら、下の中パーツに貼り付けて、

周りをかがれば出来上がりです。

たまには、中パーツ使うのも、簡単なので、ありです。

図案が決まれば半分出来たようなものと思うほど

いつも図案には悩みます。

昔、人物の顔が流行った時がありまして、

よく図案化してカービングしました。

久しぶりに顔の図案やってみようと思います。

図案決まりました。ホッ!半分出来た様なもの(^^)v

図案決まれば、あとはせっせとカッティング。

 

クラフト社のグレーを10倍くらいに薄めて頭頂部や葉に塗りましたよ。

花にももっと薄めて塗ってます。

髪は好きな色を薄めてぬりましょう。

お花さんも好きな色で、薄めの方がいいです。

次、地色です。これも悩みますねえ。

テレビの受け売りでお金の貯まる色と言われる緑色にします。

下は緑色(ローパスバチックの、わさび、ディープグリーン、緑等混色)

1回塗ったものです。しらーっとしてる。

下は2回塗ったもの。まだまだですね。

 

下の写真ほっぺとまぶた、ほんのりピンクだけどわかりませんねえ。

 

地の色の緑をもっと濃くしたいので緑のアンティック剤を塗ります。

模様の部分にアンティック剤が染まないよう防染します。

模様の部分だけにバインダーを丁寧にぬりましょう。

地の部分にはみ出さないようにです。

 

バインダーが、乾いたらアンティック剤を塗ります。

塗ったら急いで拭き取ること。

あと、柔らかい布でアンティック剤が布につかなくなるくらいまで

磨きます。

中パーツに貼り付けます。

中パーツに中央の印、カービングした革の裏にも中央の印を描く。

 

中央をしっかり合わせてボンドで貼り付けます。(木工用ボンドでよい)

中パーツに合わせて余分な革を切り取ります。

切ったコバが色が付いてないので

よく似た色を塗ります。(今回はディープグリーン)

 

穴あけの準備をしてかがりの工程へ。

ディバイダーで穴あけするガイドラインをひきます。

レースパンチで穴あけ完了。

ダブルステッチでかがります。

 

かがり始めます。

かがりはこちらを参考にして下さい。(Wステッチで、かがる時の大切な事のページです)

かがり、完成です。

かがり終わったあと、大切な事。

かがり終わったあと、そのままでは、かがり目が外に反り返りがちです。

そこで、ひと手間加えましょう。

かがり目の上からたたいても、いいですし

傷のつかないペンチのような道具で挟んでやります。私は

下の写真の道具が調度良いので愛用しています。

挟んで内へ内へ向くように、しますよ。

このひと手間でかがり目が綺麗に揃います。

seka