こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。
手作りの時計、ムーブメントと針の部品があれば、簡単に作れるよ。
一緒に作りませんか?
Contents
ヌメ革に好きな図案でカービングして、
板(ベニヤ板でいいよ。)に貼り付けて、
周りをかがるか、手縫いして
時計ムーブメントをセットするだけ。
簡単でしょ。
時計の形は丸でも、四角でも、三角でも、
好きな形にするといいですよ。
私は、平凡に長方形にします。
横幅 32㎝ 縦 26㎝にします。
中心に針の長さに合わせて円を描きましたが、
円なしで、模様の上に針をセットしても素敵ですよ。
形、大きさが決まったら、実寸より少し大きく
ヌメ革を切ります。
注文する針の長さが、下の表です。
時針 | 5.2㎝ |
分針 | 8.0㎝ |
秒針 | 6.2㎝ |
針とムーブメントのセット。
針だけ。ムーブメントだけ、注文できます。
針の形も色々あるからゆっくり探して買うといいですよ。
ベニヤ板は3ミリ~4ミリくらいがいいでしょう。
丸にするのなら、クラフト社、エル社に中心に穴の開いたのがありますが
小さいので私は使いません。
材料はこれだけです。
トレスフィルムに図案を描いて、ヌメ革にカービングしましょう。
トレスフィルムに時計の枠を、きちんと描いて
その枠の中にバランスよく図案を配置します
中心の円の部分以外、カービング出来ました。
時計の文字は接着の付いた数字とローマ字が売られていますが、
それは、使わず、図案として、カービングしました。
カラフルに色を付けるか悩み中です。
明るい所に、置くので色あせが早いのは、間違いなしです。
長い間、使いたいので、あせても、おかしくないよう
ヌメ革の経年変化に近い色に仕上げようと思います。
クラフト社の水性染料コードバンを極々薄く水で薄めた色。
ヌメ革の経年変化の色に似た色になるんですよ。
極々薄くです。何倍くらいかな?今まで見た感じで
薄めていたので、はっきり何倍と言えません(-_-;)
今度、何倍になるか計って、お知らせします。
アクセントをつけるため、地色の部分を濃くします。
技はいりませんが、細かい作業なので集中と根気が必要です。
図案の部分に色が付くといけないので、目が点?になりそう、
気が付くと息してない時あるんですよ(*_*;
模様に濃い色が付かないよう、注意して塗りつぶし完了。
地の色はコードバンの原液をぬりました。
アンティック仕上げするので、全体に防染します。
防染は、革が乾いたら全体にバインダーを塗ります。
バインダーが乾いたら、アンティック剤を塗ります。
バインダーが乾いたので、アンティック剤を塗ります。
今は廃盤ですが、アドカラーのこげ茶を塗ります。
(アドカラーは、油分が少ないのか、扱いやすく好きで、ずっと使っていたのに廃盤)
刷り込みブラシで塗ったら、すぐ柔らかい布(Tシャツ素材等)で
拭き取ります。急いで、急いで、ですよ。
拭き取れない時、直後なら水を付けたティッシュペーパーで
拭くと少しは取れます。
防染していても、アンティックの色は少々つきます。
アンティック剤を塗るとシャキーーーンとしたでしょう(^^)v
次はベニヤ板を切って、裏革との間に、挟んで、周りを手縫いします。
Amazonから時計の針とムーブメント送られてきました。
まず、カービングしたヌメ革を寸法にカットします。
周りの枠も図案の一部なので、縦、横の巾が同じになるようにね。
革の裏に縦横の中央の印忘れず書く事。
次、ベニヤ板をカットします。
4㎜のベニヤ板、鋸出すの面倒なのでカッターで切ってみました。
なんと なんと、切れました。カッターすごい。
ベニヤ板はヌメ革より縦横1㎝小さく切って、中央の印を書きます。
裏は2㎜厚くらいの革使用。
表革、ベニヤ板、裏革を貼り、菱目打ちで縫い穴をあけます。
チクチク縫ってます。
もうすぐ完成(*^^)v
縫ってから端を揃えてカットします。
ベニヤ板を縫ってるわけでもないのに、硬くて針が
通りにくくて、手が痛い(>_<)
縫い上がりました。
端を切ってコバ磨き、レザーフィックス塗る工程が残ってますが、
針を仮につけてみました。
動いています。取り付けも簡単!
針を外して仕上げします。