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ヌメ革にバラを型押ししたエンボスレザーで超簡単染色

 

こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。

バラの模様のエンボスレザーに染色。

エンボスレザーってどんな革?

染色や 加工性の高いヌメ革に模様を機械で型押しした牛革です。

染色の仕方はヌメ革と同じです。

拭き染でもアンティッ仕上げでも好きな方法で色付けを楽しんで下さい。

今回は超簡単色付けの方法です。

エンボスレザーを水で湿らせます。

全体に好きな色を付けていきます。

よく湿っている方が色と色の境がつかないので湿らせながら色を付けていきます。

色が重なってもいいですよ。大胆に色付けして下さい。私は今回は染料を水で薄めていますが、原液を塗ってもいいです。

全体色付け完了したようです。

乾くのを待って(自然乾燥なら翌日でしょうか)柔らかい布で全体を磨いておきます。簡単でいいです。(磨くとアンティック剤が革に極度に染み込むのを防ぎます。)

 

こげ茶のアンティック剤を付けています。

アンティック剤はいろんな色がありますからお好きな色を塗るといいですよ。

大切な事  塗ったらすぐ柔らかい綿の布(Tシャツ素材の布が最適)で拭き取る事です。急いで急いで。すぐ乾きます。

アンティック剤の色でせっかく塗った色が見えなくなります。

アンティック剤が乾いて取りにくい時は?

水を含ませたティッシュペーパー等で湿らせてすぐ拭いてみます。油性が強いと水では取れないです。

今は廃番になっていますが、コロンブス社の「アドカラー」は水で取れてすごく扱い易い商品でした。

同じアンティック剤を塗りすぐ拭き取ると取れます。時間が経ったものは取れないですからとにかく急ぐ事。

上画像、色の濃い方がアンティック剤を塗って拭き取ったものです。

 

アンティック染色完成しました。トートバッグを制作しようと思っています。

 

seka