Categories: 革の染色

ヌメ革の彩色 ブドウをカービングしました。(生徒の作品です)

こんにちは。ほぼ日々革まみれのsekaです。

今日は進行中の生徒の作品の紹介です。

ヌメ革にカービングして彩色したものを色革に縫い付けてショルダーバッグを作りたいそうです。

地色、図柄とも原液を水で薄めてぼかし染、綺麗に出来ています。これくらい薄くぽやーっとしてて仕上がりが調度いいんですよ♪

次は原液を白い綿の布に少し含ませて図柄にアクセントを付けます。

ブドウ、葉っぱ共に綺麗に色づきました。ブドウに光が当たっているところが上手く表現出来ています。

次はアンティック仕上げをするのでバインダーで防染。

良く乾燥してアンティック剤を塗り込み柔らかい綿の布(綿のTシャツ等)で余分を拭き取ります。

布にアンティック剤がつかなくなったら拭き終わり。図柄の輪郭にアンティック剤が入り色合いも落ち着いてきました。

これがアンティック剤の効果です。

ヌメ革はカービングして彩色するのに最適の革です。

これからショルダーバッグにする革を裁断して作業を進めていきます。教室は週一回ですからまだまだ時間がかかります。完成したらUPします。

seka